家庭経済の耳寄り情報

2016年04月30日

何が決めてか!?住宅は買うべきか、借りるべきか?

 現在の住宅ローンの金利環境は、超低金利で推移しています。固定金利型住宅ローンや変動金利型住宅ローンは利用者にとって金利の環境は良い状態です。

ただし、あなたにとって、なぜ家なのでしょうか?家族が増えて手狭になったからでしょうか、今住んでいる所の環境が悪くなったからでしょうか。

買うべきか借りるべきかの判断は、簡単ではありません。家を持つことは、確かに家族の夢であり、家計の目標になり得ます。一方、大きな借金を持つことにもなります。

 人生は長くなりました。家を持つべきか借り続けるべきかは、本人の生き方や価値観が入ってきます。自分はどう生きていきたいか苦しんだり悩んだりしながら、一方、楽しんだりはつらつとしながら、死ぬまでいい人生を送りたいと思いつつ過ごしていくのかなと思います。

 家を持ったら夢は終わり家計の目標がなくなるのでしょうか?念願の家を持った直後、人は幸せの絶頂でありますがその後徐々に感動は薄れていくそうです。

 衣食住の環境が良いほうが暮らしやすいし、心も穏やかに暮らしていけるでしょう。持つか借りるかは、生き方の中でどちらのほうがさらに幸せに近づくことができるか、その観点からぜひご検討いただきたい。住宅の資金計画だけでは、人生の一部の資金計画にすぎず、新たな住宅(取得でも借家でも)に住んだ後の長い生涯生活設計のファイナンシャルプランニングがしっかりしていないと夢や目標が崩れる可能性が高まります。

 家を持ちたくなる理由は、借家やアパートでは解決できないのか、それもしっかり御検討いただきたいと思います。ニーズがしっかりして、家をどうしても持ちたいと思う心は、非常に良いことと思います。まずは、住宅資金計画から始めましょう。夢の家がいくらかかるか、自己資金(諸費用+頭金)を家族の目標とし何年でいくら貯めるかを検討しましょう。頭金は最低、物件価格の20%以上を目指してください。

 このように大きな買い物は、一歩一歩始めるべきです。周りに踊らされてはいけません。消費税の時期や住宅の減税、あるいは、景気対策の一助のために家を買うべきではありません。
家族のニーズが一致し、資金の準備も大丈夫なら、家取得へ一歩踏み出します。すいません。何か忘れていませんか?

 念のため、FP(*ファイナンシャルプランナー)に将来の生活設計の点検を依頼してみましょう。大きな買い物をすることになりますので、不動産屋さんや銀行さんが大丈夫といっても、ライフプラン(生涯生活設計)の作成は必須です。現在の家計の問題点や将来の課題を発見し不測の事態に備えてこそ、幸せを感ずる家庭が築けるのではないでしょうか。

 家を買う決め手は、あなたの生き方や価値観であるライフデザインとあなたのライフプランが決め手なのです。

*FPとは、現状を分析し、必要に応じて弁護士、税理士、保険、不動産等の専門家の協力を得ながら、顧客のライフプラン上の目標を達成するために、貯蓄計画、投資対策,保障対策、税金対策などトータルな資産設計(ファイナンシャル・プランニング)を行い、その実行を手助けをしていく専門家です。
 
しあわせはいつも自分のこころがきめる  みつを

佐藤 博明 2016年04月30日