2020年06月25日
火災保険における「水災」を考える
火災保険のメインの補償の中に「水災」があります。従来型の火災保険では補償が限定されていましたが、平成10年以降に登場した新型火災保険では実損害額を補償するようにグレードアップしました。最新の大雨等による自然災害が頻繁におきていることから、「水災」補償が話題に上る機会が増えています。
また、自然災害の増加を受けて、大手損害保険会社4社は、2019年10月から火災保険料を値上げしました。
さて、火災保険料のうち、水災補償の付帯、非付帯を比べた場合、以下表に示すとおり水災補償部分の保険料が結構高いことも事実です。
マンションの上層階や高台の一戸建て住宅等、水災の被害受ける可能性が少なければ付帯する必要が無いかも知れません。水災補償部分の保険料が高いことを考えると住まい選びには慎重でありたいものです。
佐藤 博信 2020年06月25日