読者の皆様は国税庁ホームページの統計情報をご存知でしょうか。 統計情報には国税庁と各国税局・国税事務所について、相続税、贈与税、所得税、消費税等の税に関する年ごとの情報が整理されています。
今回は相続財産と相続税の計算の中で複雑な土地評価額について説明いたします。 土地の計算方法が分かれば、残りの相続財産の計算に関しては簡単になります。 平成26年の地価公示価格は8年ぶりに上昇しました。世間では、地価が下げ止まったと受け止めているようです。
相続税を少なくするうまい方法と称して、次のような話を聞きます。その内容について検証してみます。 ◆相続財産は、現金・預貯金で持っていると相続税が高くなるので損。 この考えは~
家庭裁判所における相続関係相談件数は、ここ10年間で約2倍に、遺産分割に関する件数も約1.4倍に増加しています。 相続に関する相談は、日常生活とは無縁なものであるため、必要な時期になって「どうすれば良いのか」戸惑う人が多いのが実状です。
民法の一部である相続法の改正が進んでいます。まだ内容の詳細は不明ですが、具体案は今年の夏までにまとまり、政府案は来年の初めに作成されて国会に提出される予定です。可決して施行されるのは数年後になる模様。
「教育資金の一括贈与」と「結婚・子育て資金の一括贈与」非課税制度は、前者は文部科学省で後者は内閣府と所轄が違いますし、その運用はそれぞれ細かく規定されていますので注意を要します。
相続税の改正により、相続税を払う対象者が増えました。 残った貯蓄もそんなに多くないし、自分は該当しないだろうと考えているあなた、『ちょっと待って下さい、、、!』
特別受益とは、遺産分割における不公平を是正し、平等を図るために設けられた民法の制度です。どんな生前贈与が特別受益となるのか、それによるもめ事を避けるためにはどんな対策が必要なのかを考えてみました。
エンデイングノート(以下「ノート」という)は遺言書と比較すると法的効力はないのですが、何故ノートが必要と言われているかと申しますと、遺言書が法的な権利のみに対し、ノートは家族への想いを伝えていくもので、心の遺言書だからです。
お盆の時期がやってまいりました。「エッお盆は8月では?」と思われる方も多いと思いますが、都市部では7月13日~16日(新盆とは言わない)、地方では8月13日~16日(旧盆)に行います。お盆とは先祖の霊があの世から家族のもとへ帰ってきて一緒に過ごし、また帰っていくという日本古来の信仰に基づく行事です。