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家庭経済の耳より情報

2026年10月10日

相続税問題を生命保険で備える

相続税は、一部の資産を持っている方が該当すると考えている方は多いのではないでしょうか。相続税課税対象者は、徐々に増えており、現在は10人に1人の割合にまで増えてきています。増加している要因として2つ挙げられます。

①2015年税制改正の基礎控除の縮小

<改正前>
5000万円 + 1000万円 × 法定相続人数

<改正後>
3000万円 + 600万円 × 法定相続人数

②保有資産の評価額上昇
現在、地価・不動産が大きく高騰しています。特に、都市部を中心としたマンション価格や路線価の上昇が、相続財産の評価額を大きく押し上げています。
また、NISAなどの普及により、資産を株式で保有人が増えており、昨今の株価上昇により、有価証券などの評価額が保有財産を増やしているという状況もあります。

こうした背景を考えると、相続対策をしておくことの必要が高まってきます。相続対策には、様々な方法がありますが、生命保険料の非課税枠を活用するのも一つです。
 生命保険で相続する対策をすることのメリットを確認しておきましょう。

(1)非課税枠
相続税には、基礎控除とは別に、「500万円×法廷相続人の数」という非課税枠があります。こちらを活用することで、課税額を抑えることができます。

(2) 迅速な現金化
故人の銀行口座は、死亡後すぐに凍結され引き出しの制限を受けることになります。これを保険にしておくことで、すぐに現金化することが可能になります。相続税の支払いは、現金が原則。物納によって納めることは難しいため、すぐに現金化できる保険にしておくことは利点です。

(3)相続トラブルの回避
保険金額がそのまま受取人に支払いがされるため、保険に加入することで相続人間の公平性を担保できます。
 生命保険で相続対策する際の注意点としては、保険加入時の契約者、被保険者、受取人によって、適用される税金が変わりますのでここが重要です。

具体的な商品については、ここではご案内しません。関心のある方は、是非、調べてみることをお薦めいたします。

橋本 豪 2026年10月10日